「あおり運転」が厳罰化!違反1回でも一発で免許取消し処分

厳罰化後初めて大分県別府市で逮捕者が出ました。

軽自動車が乗用車に急接近し、数キロもの距離にわたって割り込みや無意味なクラクション、そして急ブレーキによる衝突。

衝突後被害者のドライバー男性に向かって、恫喝した疑いと「あおり運転」で逮捕されるというニュースが2020年8月18日に流れました。

あおり運転の取締り対象となる妨害運転の例

以下の項目に該当する行為は「あおり運転」の取締り対象となります。

  • 車間距離を詰める
  • 急な進路変更
  • 急ブレーキをかける
  • 危険な追い越し
  • 対向車線にはみ出す
  • クラクションを鳴らし続ける
  • パッシング
  • 幅寄せや蛇行運転
  • 高速道路での低速走行(法定最低速度は時速50km)
  • 高速道路での駐停車

参照:政府広報オンライン

あおり運転の罰則

あおり運転の罰則が厳罰化されました。行政処分が下れば一発で免許取り消しです。

違反点数は25点もしくは悪質な行為の場合35点ですので、一発で免許取り消しの処分が下ります。

行為 罰則 行政処分
通行妨害目的で交通の危険のおそれのある方法により、一定の違反をした場合 3年以下の懲役
又は
50万円以下の罰金
違反点数25点
→免許取消し(欠格期間2年)
上の行為に加え、著しい危険(高速での停車等)を生じさせた場合 5年以下の懲役
又は
100万円以下の罰金
違反点数35点
→免許取消し(欠格期間3年)

あおり運転の被害に遭いそうになったら

あなたは安全運転をしていても、被害者になり得ることは十分にあり得ます。

万が一あおり運転の被害を受けたときは以下の対応をオススメします。

  • 警察に110番通報する
  • 高速道路ではできるだけ停車しないようにする
  • 高速道路ではパーキングエリアやサービスエリアなど人の目がある場所へ避難する
  • 警察の到着まで車から外に出ない(ロックをかけドアは絶対開けない)

記憶より記憶に残そう!ドライブレコーダーの重要性

ドライブレコーダーの重要性

 

今や新車に標準装着されている車種もあるドライブレコーダー。

ドライブレコーダーをつけておくことで、万が一の事故や「あおり運転」被害を受けた際の証拠となります。

警察が捜査していく場合も証拠となる映像があるのと無いのとでは、結果に差が出る場合も。

車に乗るなら保険に加入することと同じような感覚で、ドライブレコーダーを取り付けることは今後のカーライフにおいて標準装備となるかもしれません。

 

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